2009-01-15

ラジオインターフェイスを実装する

HowTo

概要

UITabBarControllerをウィンドウの最上位に追加することで画面に表示する。
各タブに表示するビューは未実装。

Xcode

Xcodeの新規プロジェクトテンプレートから「Window-Based Application」を選択する。
AppDelegate.hファイルに UITabBarController をプロパティとアウトレットとして宣言する。

AppDelegate.h

#import <UIKit/UIKit.h>

@class UITabBarController;    // 追加

@interface AppDelegate : NSObject <UIApplicationDelegate> {
    UIWindow *window;
    UITabBarController *tabBarController;    // 追加
}

@property (nonatomic, retain) IBOutlet UIWindow *window;
@property (nonatomic, retain) IBOutlet UITabBarController *tabBarController;    // 追加

@end

AppDelegate.mファイルでtabBarControllerのビューをウィンドウに追加する。
@synthesizeの宣言とdeallocでのリリースも忘れないこと。

AppDelegate.m

#import "AppDelegate.h"
@implementation AppDelegate

@synthesize window;
@synthesize tabBarController;    // 追加

- (void)applicationDidFinishLaunching:(UIApplication *)application {    

    // Override point for customization after application launch
    [window addSubview:[tabBarController view]];    // 追加
	
    [window makeKeyAndVisible];
}

- (void)dealloc {
    [tabBarController release];    // 追加
    [window release];
    [super dealloc];
}

InterfaceBuilder

MainWindow.xibを開き Interface Builder を表示する。
ライブラリから TabBarController を追加する。

- AppDelegateのtabBarControllerアウトレットを TabBarControllerインスタンスと接続
- File's OwnerのdelegateアウトレットがAppDelegateインスタンスと接続していることを確認
- AppDelegateのwindowアウトレットがwindowインスタンスと接続していることを確認

ビルドして実行

2009-01-15

XcodeでSubversionを使う

Xcode

ソース管理のことをすっかり忘れていた。
なんでもいいんだけど、とりあえずSubversionを選んでみた。

いろいろ調べていたら、Mac OS X Leopard には Subversion がインストール済みということ。
Xcode 3 から SCM に Subversion が使えるようになったこと。

単にこんな理由から決めた。

Subversion のリポジトリを作る

開発機（MB Air）以外にも、Mini があるけど面倒。
ローカルにリポジトリを作るのも心配なので、リムーバルディスク（SDカード）にリポジトリを作ることにした。
自分用だし外出時にも開発できる・・・セキュリティは、まぁ個人的な資料ですから、考えないことに。

リポジトリを作る

ターミナルを開く

SDカード（ドライブ名=Repo）にリポジトリ（ディレクトリ=Repository）を作る
mkdir -p /Volumes/Repo/Repository
リポジトリにSubversion Project（iPhone）を作る
svnadmin create --fs-type fsfs /Volumes/Repo/Repository/iPhone
適当な場所に（例：/tmp）にiPhone ディレクトリを作る、その配下にサブディレクトリを３つ作る

trunk

branches

tags
mkdir -p /tmp/iPhone/trunk /tmp/iPhone/branches /tmp/iPhone/tags
リポジトリにiPhone ディレクトリをインポートする
svn import /tmp/iPhone file:///Volumes/Repo/Repository/iPhone -m "Initial import"
Adding         /tmp/iPhone/trunk
Adding         /tmp/iPhone/branches
Adding         /tmp/iPhone/tags

Committed revision 1.
サブディレクトリは不要になったので消しておく
rm -rf /tmp/iPhone

Xcode

SCMにリポジトリを追加することで、Xcode上からソース管理ができるようになる。

SCMを設定する

Xcodeの環境設定もしくはSCMメニューからリポジトリを追加する

名前は iPhone、SCMシステムに Subversion を指定

URLに、file:///Volumes/Repo/Repository/iPhoneと入力

認証されましたと表示されることを確認

リポジトリにプロジェクトを登録する

インポート

SCMメニューからリポジトリを表示

iPhone リポジトリを選択

trunkを選択した状態で、読み込むボタンを押し、プロジェクト管理したいフォルダを選択する

リポジトリに登録したプロジェクトをチェックアウトする

チェックアウト

SCMメニューからリポジトリを表示

iPhone リポジトリを選択。

trunk配下の、プロジェクトフォルダを選択しチェックアウトボタンを押す

インポートしたフォルダと別の場所を選ぶ

チェックアウトしたプロジェクトをXcodeで開く

プロジェクト情報を表示し、SCMリポジトリを iPhone (Subversion) にしておくことで、Subversionへのコミット、ソースの比較等ができるようになる。

参考になったサイト
ADC - Using Subversion with Xcode 3 on Mac OS X Leopard
http://developer.apple.com/mac/articles/server/subversionwithxcode3.html